神奈川県の公立入試 学力検査・国語

神奈川県の公立高校入試問題について深堀するシリーズ。今回は『国語』です。

 

長文を読むことや,内容を理解することに苦戦する人もいるかもしれません。神奈川県の公立入試ではどのように出題されるのでしょうか。このページでは国語の入試問題について解説していきたいと思います。

簡単?難しい? 学力検査・国語の問題

出題形式は論述式の問題1問を除き,すべて4択での選択問題です。

国語は平均点が5科目の中で最も高く,60点以上で推移しています。受験生の得点分布もおおむね平均点を中心に,平均よりも高い得点層に集中しています。他の科目より得点源としやすい反面,失点すると差が付きやすい科目であるといえます。国語が苦手な人は読解力の強化が急務です。

 

学力検査 平均点の推移

学力検査 平均点の推移

(参考資料:『神奈川県公立高等学校入学者選抜 学力検査結果』)

 

令和6年度入試・得点分布(国語)

令和6年度入試・得点分布(国語)

(参考資料:『神奈川県公立高等学校入学者選抜 学力検査結果』)

 

どんな問題が出るの? 大問ごとの出題内容

問一 漢字の語彙,短歌・俳句の読解

漢字については「読み」,「書き」がそれぞれ4題ずつ,各8点分が出題されます。「読み」は漢字の読み方を選択肢から選ぶ形式です。「書き」は同じ漢字を使用している文を選択肢から選ぶ形式です。

短歌・俳句の読解は1問出題され,表現技法や短歌・俳句に込められた内容を読み取る力が求められます。

 

問二 文学的文章の読解

4点×6問の計24点分の出題です。

2ページ強にわたる文学的文章からの出題です。設問の内容は登場人物の心情理解に関する問題,内容が文章と一致しているものを選択肢から選ぶ問題がほとんどです。文章から心情を表す表現や,その気持ちになったきっかけを読み取るのがポイントです。

 

問三 説明的文章の読解

設問は9問,計30点分の出題です。

こちらも2ページ強の文章からの出題です。問二と同様に文章の内容理解が主な出題ですが,接続語の選択対義語や熟語の構成といった語彙問題助詞・助動詞の使い分けのような文法事項併せて出題されます。

問題に解答するためにも,段落ごとのつながりを理解するためにも,つながりを意識して文章を理解していく必要があります。

また,文法事項については,助動詞の種類や役割の理解が必要です。

 

問四 古文

4点×4問の計16点分の出題です。

文章は1ページに収まる程度の量ですが,ことばの意味や古文特有の文法,時代背景が現代と異なることもあり,内容の理解が難しい部分でもあります。

選択肢からありえないものを消していくことで答えに近づくことができます。

 

問五 資料や会話文の内容理解・論述

1つのテーマについて資料や会話文を読み取る問題です。

問題構成は選択式の内容理解に関する問題が1問,論述式の問題が1問です。論述式の問題は40~50字程度の文字数制限の問題が多いです。論述ということもあってか例年正答率は低めですが,指定語句が設定されているので,その語句に注目すると解答がしやすいです。

 

まとめ

国語の勉強のポイントは

① 漢字は,中3配当まですべて「読める・書ける」まで仕上げる。

② 文学的文章は,登場人物の心の動きを時間とともに把握する。

③ 説明的文章は,説明内容の順序と論旨を正確に理解する。

④ 古典は夏休み頃から文章に慣れることを始める。

⑤ 資料の読み取りは類題演習を完璧にこなす。

の5つが挙げられます。これらを10月までの目標に掲げて,11月以降は実戦形式の問題で出題形式に慣れながら,本番を迎えるように,学習を進めていきましょう。

 

多摩英数進学教室では神奈川県公立高校入試における学力重視型の新入試制度に対応するべく、

①徹底した内申対策 ②5科目完全指導による受験対策

の2点を大きな軸として指導を行っています。

 

①内申対策
各中学校のテスト範囲に完全対応しています。テスト実施日の約2週間前からテスト範囲・テストスケジュール別の特別授業を展開し、通常の通塾日以外にも対策を組むことにより、内申の評価基準において圧倒的な重要度を占める定期テストの得点アップを狙います。

②受験対策
英数国の主要3科目はもちろんのこと、軽視されがちでありながら入試において非常に差が出る科目である理社も含めた完全5科目指導により、得点力を養います。11月頃には3年次の学習内容を終了し、直前である12・1・2月にはより受験に特化した授業に移行し、志望校合格をより確実なものにしていきます。

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