9月と聞くともう秋かと考えてしまいます。まだまだ残暑の残る9月ですが、夜が長くなると秋だなぁと感じます。
秋になると「○○の秋」というフレーズをよく聞きますが、どのようにして使われるようになったのか皆さんご存じでしょうか。今回は4種類の「○○の秋」というフレーズの由来についてお話しようと思います。
「読書の秋」は古い漢詩からとられたといわれています。ある中国の詩人が「灯火親しむべし(秋の夜長は灯火の下で読書することに適しているね)」と書いたことがきっかけとされています。それを夏目漱石が取り上げたことで、日本で一気に広まりました。
「食欲の秋」は単純に、米・果実など豊富な食材が熟れ、冬を前にたっぷりと脂を蓄えた生き物がたくさん獲れるからだといわれています。食べることが好きな私はこれが理由で秋が好きだったりします。
「スポーツの秋」は1964年に行われた東京オリンピックがきっかけのようです。東京オリンピックを前にしてみんなで運動しよう!という機運が高まり、比較的過ごしやすい気候である10月に体育の日を設置しました。そして、秋はスポーツがしやすい時期であるという認識からこの言葉が生まれたそうです。
「芸術の秋」も秋の気候が関係しているそうです。暑くもなく、寒くもない、過ごしやすい気温であるため、物事に集中しやすい季節とされています。そのため、秋は絵や文章など芸術にも適した季節ともいわれています。絵画コンクールがよく秋に行われるのはそのためなんですね。
どれも秋特有の気候が由来していました。
暑い夏が過ぎ、気温が落ち着いて過ごしやすい秋は勉強がはかどりそうですね。
中学3年生は受験まであと半年を切りました。今のうちに自分の苦手な分野を見つけて対策を練りながら勉強するといいと思います。
根詰めすぎないよう、美味しいものを食べて気分転換をしながら後悔のない秋を過ごしましょう!
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