2/14の学力検査を振り返るシリーズ 第3弾は国語です。
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~神奈川県公立高校入試分析・国語~
<総評>
大問五題の出題で、「問一は漢字・韻文の鑑賞文。問二は小説文。問三は論説文。問四は古文。問五は資料の読み取り。」で全体の構成や問題数に変化はありませんでした。
<各大問の感想>
問一:俳句から短歌の鑑賞文に変更されましたが、それ以外は漢字の読み・書きに関する問題で変わらず。求められる力も大きくは変わらなかったと思います。
問二・問三:例年通り問二は物語文、問三は論説文からの出題。問三では二字熟語の構成を問う問題から二字熟語の対義語を問う問題に変更されました。
問四:こちらも例年通り古文からの出題。「誰のセリフなのか」,「何を言っているのか」がつかみにくい印象でした。
問五:資料の読み取り問題。出題形式は選択肢の問題と記述の問題が1問ずつの形式。例年のような数値資料は無く、記述問題は若干の出題形式の変更がありました。
<入試を振り返って アドバイス>
『国語の学力アップ』、特に『神奈川県公立高校入試での得点力アップ』の近道は、「入試の出題形式に即した問題に数多く取り組むこと。」と言えるでしょう。①漢字は、中3配当まですべて「読める・書ける」まで仕上げる。②文学的文章は、登場人物の心の動きを時間の経過や場所の変化とともに把握する。③説明的文章は、説明内容の順序と論旨を正確に理解する。④古典は夏休み頃から文章に慣れることを始め、大体の内容の把握に努める。⑤資料の読み取りは類題演習を完璧にこなす。以上を10月までの目標に掲げて、11月以降は、実戦形式の問題で出題形式に慣れながら、本番を迎えるように、学習を進めていきましょう。
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