歴史に関する国宝の話

現在、国宝に指定されている件数は1117件(文化庁ホームページによる)あり、都道府県別では、1位・東京都281件、2位京都府234件、3位奈良県203件・・・ 1件のみ指定されている県が8県あり、指定がない(つまり、国宝がない)県が 徳島県、宮崎県の2県となっています。私たちの住む神奈川県には19件の国宝が指定されています。

国宝とは、日本の文化財保護法によって国が指定した有形文化財(重要文化財)のうち、世界文化の見地から価値の高いもの「国民の宝」であるとして国(文部科学大臣)が指定したものである(文化財保護法第27条第2項)。美術工芸品(890件)と建造物(227件)に分かれています。

このうち建造物で見ると、京都府51件、奈良県64件と約半数がこの両府県に集中していることがわかります。

個人作成の物を国宝にする方法がいくつかありますがそのうちの一つを紹介します。建造物の場合、千年を経過すると国宝に指定される可能性が高まります。建造物内にあるもの全てが国宝指定と同時に国宝扱いになります。そこで、写経(般若心経を模写すること)をして、国宝になりそうな寺院の堂に納経します。この堂が国宝指定されると納経した自分の般若心経も国宝になるという道理です。壮大な時間がかかるかもしれませんがチャレンジしてみませんか?

 

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